韓国旅行に行くとき、飛行機の中や到着後に「入国カード」を書くのが定番でしたよね。
しかし2025年現在は、紙の入国カードに代わって 「電子入国申告(e-Arrival card)」 という新しいオンライン申請が始まっています。

なにそれ~~
私も最初そうなりました。
「K-ETA(電子渡航認証)」とどう違うの?
「紙の入国カードってまだ必要?」
初めての韓国旅行でもわかりやすいように、入国カードの基本から最新の申請方法まで丁寧に解説します。
入国カードとは?
入国カードとは、外国に入国する際に提出する「自分の情報を記載したカード」のことです。

韓国の場合、以下のような情報を書いていました。
- 名前、性別、生年月日、国籍、職業
- 滞在先住所(ホテル名や住所)
- 渡航目的
飛行機の中で配られて「機内で慌てて記入した経験」がある方も多いはずです。
紙の入国カードで苦労した話
正直、この「電子入国申告」が始まって本当にありがたいなと思ったのは、自分が紙の入国カードで苦労した経験があるからです。
以前、韓国へ行ったときに機内で紙の入国カードを配られました。
そのとき機内モードでネットにつながらず、滞在先ホテルの住所や電話番号が調べられなかったんです。
「スクショを取っておけばよかった…!」と本気で後悔しました。
結局、飛行機を降りてから改めて入国カードを記入することになり、長い入国審査の行列に並び直す羽目に。

あのとき「もし事前にオンラインで登録できていたら」と思うと、今回の電子入国申告は初心者には特に助かる仕組みだと感じます。
2025年から導入された「電子入国申告(e-Arrival card)」
2025年2月24日からスタートしたのが、電子入国申告(e-Arrival card)です。

- 事前にオンラインで申請できる
- 韓国到着の3日前から入力可能
- 無料(手数料なし)
紙の入国カードを記入する代わりに、スマホやパソコンで完結できるようになりました。
電子入国申告のやり方(流れ)
公式サイト「大韓民国 電子入国申告書」から申請できます。
こちら⇒電子入国申告書

日本語対応なので初心者でも安心です
- 公式サイトへアクセス(上のリンクでは日本語設定にすでにしています。)
- 言語を日本語に設定
- メールアドレス登録(Gmailだと不具合が出るケースあり → 他のメールを推奨)
- パスポートの顔写真ページをアップロード
→ 名前・生年月日・パスポート番号などが自動入力されます - フライト情報を入力
- 入国日・出国日
- 航空会社・便名
- 出発地と次の目的地
- 滞在先住所を入力(ホテル名や住所)
- 職業・渡航目的を選択
- 提出ボタンを押すと完了
ポイント:申請後に発行番号が出るので、スクショやPDF保存しておくと安心です。
実際にやってみましたが、パスポート写真の読み取りが難しかった(私は3回目でできました。)
光の調整なども気を付けてみてください。
K-ETAとの違いは?
「K-ETAもあるけど、どう違うの?」と迷う人も多いですよね。
簡単に整理するとこうなります👇
項目 | 電子入国申告(e-Arrival card) | K-ETA | 紙の入国カード |
---|---|---|---|
手数料 | 無料 | 約1,000円 | 無料 |
登録時期 | 到着3日前から | 渡航の数週間前〜可能 | 当日記入 |
有効期限 | 入国ごとに必要 | 3年間有効 | 毎回必要 |
入力内容 | パスポート・便名・住所など | 一度登録すれば基本OK(ホテル情報は更新) | 毎回すべて記入 |
使い勝手 | 事前にできるが毎回入力 | 長期的に便利 | 機内で記入する手間あり |
まとめると
- 短期旅行や年1回程度なら「電子入国申告」で十分
- 韓国に何度も行く人は「K-ETA」を取っておくとラク
紙の入国カードはもう不要?
2025年末までは、電子入国申告と紙の入国カードの併用期間です。
つまり、まだ紙カードでも入国可能ですが、今後は電子申請がメインになる見込みです。
韓国旅行初心者へのおすすめ
- 初めてなら 電子入国申告を事前にしておく → 到着後がラク
- 心配なら 紙の入国カードも機内で記入しておくと安心
- 韓国に頻繁に行く予定なら K-ETAを取得しておくと時短&安心
まとめ
- 2025年から紙の入国カードに代わる「電子入国申告」がスタート
- 入国3日前からオンラインで簡単に申請でき、無料
- K-ETAとは別物で、旅行頻度に応じてどちらを使うか選べる
- 2025年末までは紙カードも併用OKだけど、将来的には電子申請が主流に
この記事が韓国旅行準備の参考になれば嬉しいです!